JAPAN & SELF EXISTENCE
2011年1月4日に亡くなったミック・カーン。彼の自伝の日本語版が発売されています。
やはり「Japan」はファンクバンドだった。いま、過去を振り返るにつけ、10代のころ心底好きになったバンドやアーティストは、軒並みファンクの影響を受けていることを確信します。当時、そのノリをファンクとは気が付かずに。
「僕たちはバンド活動の幅を広げる必要に迫られて、メロディーメーカー誌でリードギタリストを探すことにした。ファンク/ロックバンドのメンバー募集とし」
「スティーヴと僕はその時期ファンクやジャズのリズムに興味を持っていた。ジェフ・ベックの『ブロウ・バイ・ブロウ』や『ワイヤード』といったアルバム、ビリー・コブハム、スタンリー・クラークなど・・・」
「彼(事務所経営者)が持ってきた曲はスティーヴィー・ワンダーの『迷信』、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの『ファミリー・アフェア』、ローリングストーンズの『Doo Doo Doo Doo Doo(ハードブレイカー)』など。これら全部が新たにセットリストに加えられ、ルー・リードやデヴィッド・ボウイなどのナンバーが外された」
これはジャパンがデビューする前の話。うすうす感づいてはいたものの、こうしてミックから具体例を挙げられると納得します。
ファンクのこと以外にも、なぜデヴィッドが「シルヴィアン」と苗字を変えたのか、なぜ化粧をし始めたのか、なぜバンド加入まで楽器を触ったことのないリチャードが存在感を示せたのか他、興味深い話題ばかり。ミックカーン自伝、Japanのファンは必読です。
